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9.92022
イビキがうるさい!殺したい!と思った時の対策
ようやく酷暑から少し秋の気配を感じるようになりましたね。
今回は検索率の高かったワードから『いびき』について
うるさい⚡『いびき』に殺意💀を抱いてしまう…くらい切実な問題になる方もいるようです(・・;)
- では どうして寝ていると『いびき』をかくのでしょうか?
🌞起きているときは
気道は筋肉に支えられているので充分な広さが確保され、呼吸がスムーズです
🌜寝ているときは
筋肉がゆるみ、重力の影響で舌がノドの奥に下がることで気道を狭くしてしまいます。
この狭い気道を空気が通るとき、周辺の粘膜を振動させた音が『いびき』になります。
- 体型や年齢に関係なく『いびき』の原因となるのは
☑ 手を上げて寝る
え?手の位置が関係あるの(・・? と感じますが
手を上に上げて寝る姿勢も、アゴが圧迫されて気道が狭くなるので、『いびき』をかきやすくなります。
言われてみれば…イビキ大王の夫はバンザイして寝ているような気がします😁
☑ お酒を飲む
お酒を飲むとアルコールの影響で筋肉がゆるみ、舌が落ち込んで軌道が狭くなるので、
『いびき』をかきやすくなります。
☑ 疲労が溜まっている
疲労回復のため脳がたくさんの酸素を取り入れようとし口を開けてたくさんの空気を吸い込もうとします。
口呼吸になると 気道を大量の空気が通るので『いびき』をかくことになります。
疲れによって筋肉が普段よりもゆるみ、気道が狭くなることも『いびき』の原因のひとつとなります。
☑ 花粉症やアレルギー性鼻炎である
花粉症やアレルギー性鼻炎などの症状がある方は、日中 鼻が通っていても
眠りにつくと 副交感神経が優位になって鼻の粘膜が腫れ、『いびき』をかきやすくなります。
鼻が詰まっていることで睡眠中も知らぬ間に口を開けて呼吸し『いびき』が出やすくなります。
『いびき』をかく理由の多くは、寝ているときに下顎を支える筋肉が緩み気道をふさいでしまうためです。
下顎を支える筋肉が緩むと、重力で下顎が喉にある気道の上に乗りかかってしまい、気道が狭くなります。
狭い場所を呼吸による空気が早く通過するために『いびき』を かきます。
気にならない方もいますが近くで寝ている人に不眠や体調不良などを引き起こす可能性がありますし
イビキをしている ご本人にも大きな健康被害のリスクがあります。
『いびき』をかくと酸素の摂取能力が弱まり、脳に十分な酸素が行かなくなるため、寝ているつもりでも
きちんと睡眠がとれていない状態が続いています。それが夜間頻尿の原因にもなります。
睡眠中に口をあける『いびき』=口呼吸睡眠
による口の中の酸性化(通常は中性→飲食すると酸性に傾きます)は虫歯や口臭に繋がります。
しかも口呼吸は健康に悪い。1日でも早くやめたいですよね。
■『いびき』をかく=口呼吸睡眠の人は健康リスクが沢山
実は『いびき』をかかない人に比べて全般的に健康リスクが高い傾向があります。
例えば、
💀高血圧2.4倍
💀脂質異常症3.2倍
💀うつ病2.4倍
💀糖尿病1.2倍
というデータもあり、いわゆる生活習慣病との密接な関係が見えてきます。
『いびき』というのは表面的な症状ですが 不具合や不調を感じたら「未病」⇦病気に向かっている状態
とも言われています。健康を維持するために出来ることから予防を始めましょう🤞
安眠・快眠のために鼻呼吸を促すマウステープや専用マスクから試してみるのも良いかも知れません。